チーム・バチスタの栄光【ストーリー】

心臓手術のエキスパートが揃った医療集団「チーム・バチスタ」。
彼らはこれまで連続で26件もの手術を成功させたエリート医師チームだが、とある大学付属病院で立て続けに3件もの連続術中死という失態を犯してしまう…。
これは単なる事故なのか、それとも巧妙に仕組まれた策謀なのか…。
内部調査を任された心療内科医(竹内結子)は、外科に関して全くの素人だったため事故と結論を出すが、その報告書に納得行かない厚生労働省から派遣された切れ者だが風変わりな役人、白鳥(阿部寛)は、再調査に乗り出す。二人は事件の真相に迫ってゆくのだが…。

キャスト・スタッフ

【キャスト】
田口公子 竹内結子
白鳥圭輔 阿部寛
桐生恭一 吉川晃司
鳴海涼 池内博之
酒井利樹 玉山鉄二
大友直美 井川遥
羽場貴之 田口浩正
氷室貢一郎 田中直樹
垣谷雄次 佐野史郎
藤原看護師 野際陽子
黒崎誠一郎 平泉成
高階権太 國村隼
【スタッフ】
監督 中村義洋
脚本 斉藤ひろし 、 蒔田光治
原作 海堂尊
エグゼクティブプロデューサー 間瀬泰宏
企画 市川南
プロデューサー 佐倉寛二郎 、 山内章弘
撮影 佐々木原保志
美術 部谷京子
音楽 佐藤直紀
録音 小野寺修
照明 祷宮信
編集 阿部亙英
キャスティング 空閑由美子
ラインプロデューサー 橋口一成
助監督 高野敏幸
スクリプター 柳沼由加里
医療監修 須磨久善 、 天野篤
装飾 小池直実 、 畑山佳津子

映画の見どころ

海堂尊の原作と映画化された作品の最も大きな変更点は、素人探偵である主人公・田口公平が田口公子、つまり女性に設定されているという点です。
この手の変更はベストセラー書籍を映像化する際に割とよく使われる手法ではありますが、原作を読んだ人には違和感を感じるところではあります。
本作品では、メスを持ったことがなく外科はまるで素人という竹内結子演じる心療内科医「公子」は、見る側からすればストーリーに入りやすい、感情移入しやすい設定になっているのではないでしょうか。
どこか抜けた女性医師と、阿部寛演じる切れ者役人「白鳥」との対比がコミカルさを生み、医療ミステリーという重いテーマにユーモラスなムードを溶かし込んでいる様に感じられます。
ベストセラー本は多くの読者が読み、それぞれにイメージを持っているので、すべての人を満足させる映画に仕立てるのは難しいとされますが、中村義洋監督は個性的な登場人物のキャラを活かした人間ドラマにうまく仕立てているのではないでしょうか。

チーム・バチスタの栄光 レビュー

アリだと思います。
原作と比較すると、大まかな筋書き以外で割りと変更が加えられています。、田口が男性から女性へ、そして白鳥と田口がはじめて出会う場面がなぜかソフトボールのシーン。そして厚顔無恥な白鳥にはどう見てもスマートな印象のアベちゃんを起用したりしています。中村義洋監督によればプロデューサー側の意向があったとのことで、冒頭のソフトボールのシーンもシブシブ了承したという話らしい。
まあよくよく考えてみると、原作に忠実にすろとほとんどのシーンが手術シーンで構成されていまい単調になってしまいそうなので仕方ないかも。全員手術着とマスクで誰が誰だかわかりづらいというマイナスが生じてしまう上に、男二人が主人公であれば映画として地味になることは明白。ほんわかムードの竹内結子にソフトボールのユニフォームを着させてスクリ−ン登場となれば、そんな問題も一気に解消なのである。
要するに、原作は確かに面白かったので思い入れのある人の評価は低いかもしれないが、チーム・バチスタの栄光を知るのが本作品が初めてという人には結構な映画だと思われるのである。ただし、火喰鳥こと白鳥のインパクトについては原作の方が数段も上で、原作の方が笑える場面が多かった気がする。笑いよりもビジュアル面を優先させたこの映画、それはそれでアリだと思います。

十分及第点といえるのでは
正直、ドラマ版や次作ジェネラルルージュには及びないと思いますが、それほど悪くもありません。導入部も描かなければならないこともあり、なかなか2時間で収めらきれるものではないと思います。そういった意味ではあまり映画向きではないかも?
各登場人物をあまり掘り下げていないのと、謎が謎を呼ぶ的な犯人探しの要素が少し浅くて、なんとなく話が一本調子なとこもありますかね。
ただ意外なキャストの起用もあり新鮮味は感じます。

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