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コエンザイムQ10は吸収されにくいって本当?

コエンザイムQ10は、人間が普段の生活をする上で欠かせないものです。
ところが、通常であればコエンザイムQ10が体内でつくられ、不足することはないのですが、その量は徐々に減少していきます。
これを補うために意識的に摂取しなければいけませんが、吸収率はおよそ1割程度と低い数値になっています。
そのため、摂取の仕方を工夫しなければいけません。

コエンザイムQ10は人の体内で生み出され、人間の日々の活動のためのエネルギーの源として使われたり、細胞の酸化を防ぎ、細胞の老化を阻止してくれています。
しかし、その生産量は歳を重ねるごとに減っていくため、足りない分は外部から補わないといけません。
厚生労働省のHPを見ると、1日30mgの摂取が必要です。
カルシウムだと1日600mgが推奨されているので、30mgは簡単に摂取できると思うかもしれませんが、コエンザイムQ10は元々食事に含まれる量が少ない上、体内に吸収されにくい栄養です。

食材の中でコエンザイムQ10の含有量が多いものがイワシです。
イワシ100gあたり約6mg含まれていますが、30mg摂取するためには、イワシを500g食べないといけません。
また、仮にそれだけの量を食べたとしても、全てが体内に吸収されないのです。
その原因は、コエンザイムQ10は水に溶けにくい脂溶性という性質をもっているからです。
脂溶性というのは油に溶けやすい性質という意味で、水に溶けやすい水溶性のものと比べると、吸収率が悪くなりがちです。

食事からの摂取が難しいならばコエンザイムのサプリメントで補給すればいいと思うかもしれません。
しかし、その場合も注意が必要です。
サプリメントには酸化型と還元型の二種類あります。
体内にあるほとんどが還元型コエンザイムですが、もし酸化型のサプリメントを摂取した場合は、それは還元型に変換されて吸収されることになります。
この変換には莫大なエネルギーと長い時間を要しますし、変換の効率も加齢とともに悪くなります。
つまり、酸化型のサプリメントを摂取しても、効率が悪く、体内に吸収されにくいのです。
サプリメントを飲む際には、食後すぐ飲むように心がけることで、吸収率を上げることができます。
脂溶性なので、食後ですと、胃腸において食べ物と一緒に消化吸収されやすくなります。
特に、脂分が含まれている食材と一緒に摂取することによって、吸収率が上がります。
コエンザイムQ10不足にならないためにも、吸収が悪いということ念頭に置いて、効率のいい吸収方法を考えましょう。
コエンザイムの選び方を考えることも重要です。